おもいやりNo.02『わが町の問題点』
【町営住宅の意義】
戦後からの考え方が変わっていない。 所得の低い人の為に建てているんだという思い上がった考え方! だから所得が上がれば家賃も上げ、民間のアパート並の家賃にする。
現状の町営住宅は、ガラガラである。
町営住宅の役割とは、人口を増やし、消費者を増やす事。その結果として、住民税や、軽自動車税、タバコ税などが増えるのです。
安かろう悪かろう! ある時、こんな事をおっしゃった方がいました。
「町営住宅を利用する、この人たちが町の足を引っ張っているのだ」
これを聞いた時、僕は、愕然とすると同時に腹が立ち、泣けてきました。 1人として不必要な人はいないのです。
限界集落、過疎指定を受けているにも関わらずです。
賑わいの町?聞いて呆れます。 他の市町の方々に来ていただく手法の1つが、町営住宅なのです。
人無くして町は無いに等しい事がわかっていない。
例をあげてみましょう。名張、上野、大紀町などは、ベットタウンとして人口を増やしています。
和歌山県の岩出町の町長は、大阪のベットタウンにして、合併せずに3年で岩出市となりました。
わが町の住民の中にも家賃の安い大紀町に住所を移し、長島で働き、住民税は大紀町に払っている方もいます。
地元に帰りたいけれど、家賃が高い地元には、戻れない。地価の安い、買い物にも不便な場所に町営住宅を建てているのが、わが町の現状です。
思いやりのない町は、必ず滅びます。
理想の町営住宅とは、街の中心部に建て最上階の2フロアは、地域の住民の最終避難場所になる様にすべきです。
屋上には、当然ヘリポートの設置は必須。
所得が上がろうが下がろうが、安心して暮らせる住環境がなければ、子育てに不安を感じるのが当たり前です。
町営住宅と避難場所を兼務させる事で、国の予算が確保できる事でしょう。
古い町営住宅は、全て建て替え、安い家賃の方々は、既得権として今の家賃と同じにすれば良い。 それが町の発展の為に協力してくださる皆様への感謝の印だからです。