おもいやりNo.05『アース(地球)は誰のものか?』
【助け合いの精神】
46億年前に地球が誕生。その地球に生命が誕生したのが35億年前に海の中でバクテリアがあらわれ太陽光をエネルギーに光合成をして酸素を出すようになり、地球上に酸素がたくわえられ生物が生きれる環境ができてきたのです。
約4億年前に植物が陸にあがり、続いて昆虫や両生類が陸にあがり、その後、恐竜や哺乳類があらわれ、約500年前に私たちの先祖である人類が登場したわけです。
なにを言いたいか?と、いうと、地球は、全ての生き物のものであるのです。
では、なぜ、争いが起こり国と云う枠組みができたのか?
それは、人類の進化の途中に、独占欲というDNAが追加されたのです。
それまでは、獲物や、豊かな土地を求めてアフリカを起点として世界に広がっていった訳ですが、人間の脳は、爬虫類の脳を中心に、哺乳類の脳、人類の脳があり、最後に新皮質が追加された時に『独占欲』というDNAが現れ、それまでは集団で助け合い生きてきていた人々が縄張り意識に目覚め出し、他の集団との争いが始まり、その延長線上に国が生まれたのです。
未だに自国では満足できず他国の資源、豊かな土地を独占しようと戦争を仕掛けているのです。
人類は、平等であると進化した考え方が民主主義の誕生と言っていいでしょう。
しかしながら、人間の進歩には、早い遅いがあり、そのうえに、それぞれの欲望を持つ自我が生まれてきたから同じ国内でも協調性、助け合いの精神が薄れ、我さえ豊かなら!という人間が増えてきたのです。
戦後、日本にも民主主義が持ち込まれ国は国民全ての人のものであり、国=(イコール)国民であるにもかかわらず、いまだ、この土地は国の(天皇?政府?)ものであり、お前たち国民は、国が養っているのだ!税金を払って使わせてもらっているのだと言う、国の公務員!県の公務員が増えてきているのが現実です。
中国の共産主義ならいざ知らず、思わず、貴方は共産主義者と言いそうになる時が最近増えてきました。国は、国民あっての国である事を忘れては、昔に戻ってしまい貧富の差が広がるばかりです。
シェアする心を無くしてはいけないのです!弱者を助け、貧弱には、分け与える。
国民みな平等でなければなりません。日本国憲法に明記されているのです。
その根本精神を理解していない者は、国を滅ぼし、我さえ、我が身内だけ良ければ!となり、ますます弱者を排除する社会になってしまいます。怖い事です。